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by yuuchinpuutan

神による権威

人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。
(ローマ13:1)

聖書通読 ローマ13章

パウロは13章では、クリスチャンの実生活の中での社会性ついて書いています。
 そこで、パウロは、「上に立つ権威は神によって立てられたのですから、あなたがたは従いなさい。」と言っています。わたしたちには、法律をはじめ、さまざまな社会のルールがあります。
わたしたちは、神の恵みによって、信仰によって救われた者ですが、社会の基本的ルールに従わなければいけません。

教会の中のことでいえば、礼拝や集会などの時間を守れない人がいますが、それを許し合うのが神様の愛ではありません。
しかし、厳しい言い方で注意するのではなく、知恵をもって教え導くことによって、ルールの下で生きている中にあっても、わたしたちは神の恵みを知ることができ、キリストにある愛を互いに示していくことができます。

けれども、わたしたちの暮らすこの世界は悪い者の支配下にあると、使徒ヨハネも言っています。
Ⅰヨハネ5:19
「私たちは神からの者であり、世全体は悪い者の支配下にあることを知っています。」
わたしたちは権力者のために祈り、その人たちを注意深く見守らなければなりません。
無関心であってはいけません。神様の愛をお手本として行動することが大切です。

わたしは随分前のことになりますが、経営不振からお給料が遅れたり、払われなかったりする会社に勤めていたことがありました。
辞める人がどんどん出て、辞めてからお給料が振り込まれない人が、家族と怒鳴りこんで来ることもありました。
お給料日になると社長は逃げて会社には来ないことがありました。
わたしはそんな中で、神様からローマ13:1を語られて、一切社長に文句は言わず仕事をしました。

わたしは社長に自分はクリスチャンであることを話していましたし、社長の方からも教会の話を聞いてきたこともありましたから、そのこともあって冷静に努めました。

しかし、親の介護から仕事を辞める時が来て、最後のお給料は諦めたわたしでしたが、なんと、社長は苦しい中で、すぐ振り込んでくれたのでした。嬉しくてお礼の電話をしたところ、「また、働けるようになったら来てください。」と言ってもらえました。
わたしはこの時、神様の守りと祝福を心から感謝しました。

そして、わたしはこのことを教会の秋の伝道集会で証させていただく機会もいただきました。

テトス3:1~2
 「あなたは彼らに注意を与えて、支配者たちと権威者たちに服従し、従順で、すべての良いわざを進んでする者とならせなさい。
また、だれをもそしらず、争わず、柔和で、すべての人に優しい態度を示す者とならせなさい。」

今日もみ言葉に感謝して、救い主イエス.キリストの御名を通してお祈りいたします。

アーメン。

2017 7/3
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by yuuchinpuutan | 2017-07-03 13:19