ロバの子
2017年 10月 31日
弟子たちは、「主がお入用なのです」と言った。
ルカ19:33~34
聖書通読ルカ29~48
過ぎ越しのいけにえとなるために、イエス様がエルサレムに入城される時が来ました。
わたしたちの罪の身代わりになって十字架にかけられるためです。
その時、イエス様のエルサレム入城に用いられたのは「ろばの子」でした。
イエス様は言われました。
30節「向こうの村に行きなさい。そこに入ると、まだだれも乗ったことのない、ろばの子がつないであるのに気がつくでしょう。それをほどいて連れて来なさい。」
まだ誰も乗ったことのないとは、まだ子供のロバで小さく人を乗せるにはまだ早いように見えるロバだったのでしょう。
しかし、罪の無い神の御子イエス様には誰も乗ったことの無い子ロバがふさわしいのです。
そして、イエス様は何故そんな小さく弱々しい「ろばの子」を用いたのでしょうか?
イエス様はその小さな弱い「ろばの子」を通して、平和をもたらすのは、力では無く謙遜であるとわたしたちに教えてくださっています。
それから「ろばの子」を通してイエス様は、小さく弱く、重荷を負ったら走れない。自分の未熟さばかりに目が行き、人の大きさと自分を比べてばかりいるわたしたちを励ましておられます。
だから、イエス様が一緒にいてくださるからわたしたちは歩けます。
神様のために働くことができます。
「主がお入用なのです」とわたしたちは召されましたから、神様の御言葉が成就するために働く者となりますように。
ゼカリヤ9:9
「 シオンの娘よ。大いに喜べ。 エルサレムの娘よ。喜び叫べ。 見よ。あなたの王があなたのところに来られる。この方は正しい方で、救いを賜り、 柔和で、ろばに乗られる。それも、雌ろばの子の子ろばに。」
今日も御言葉に感謝して、救い主イエス.キリストの御名を通してお祈りいたします。
アーメン
2017 10/30
シャルル.ル.ブラン「キリストのエルサレム入城」