聖書通読
詩篇60篇
"神にあって私たちは力ある働きをします。神が私たちの敵を踏みつけてくださいます。"
詩篇 60篇12節
〈はじめのことば〉
指揮者のために。「さとしは、ゆりの花」の調べにのせて。教えのためのダビデのミクタム。ダビデがアラム・ツォバと戦っていたとき、ヨアブが
帰って来て、塩の谷でエドムを一万二千人打ち殺したときに。
【60篇要約】
私たちはあなたの怒りにふれ見捨てられました。
神よ。どうか私たちを回復させてください。
あなたは地を揺るがし引き裂かれましたから、その裂け目を癒やしてください。
あなたは御民を苦しい目にあわせて警告を受け入れるようにしてくださいました。
どうぞ、あなたの愛する者たちが助け出されますように。
そして神は聖所から告げられました。
「ギルアデ、マナセ、エフライム、ユダはわたしのものだ。
モアブはわたしの足を洗うたらい。
そして、エドムの上にわたしの履き物を投げつけよう。ペリシテよわたしのゆえに大声で叫べ。」
神よ。だれが私をエドムまで導くのでしょうか。
神よ。あなたご自身は私たちを拒み、私たちとともに出陣なさらないのですか。
どうか敵から私たちを助けてください。人による救いはむなしいからです。
神にあって私たちは力ある働きをします。神が私たちの敵を踏みつけてくださいますから。
⭕️今日の箇所からの気付き✨🐼
ダビデは本当に正直なお祈りをします。神様に助けを求めながらも、疑問を投げかけています。
ダビデがサウルに変わって王になって戦うようになってからは、行く先々で勝利をおさめました。
このように勝利を与えられたのに、エドムから不意を打たれダビデは大変動揺したようです。
勝たせてもらっていたのに、突然思いもよらなかった攻撃が!
そこでダビデは神様の御心がわからなくなって混乱しました。
ここから「晴天の霹靂」という言葉を思いだしました。
まったく予期しなかった突然の出来事。急に受けた衝撃や打撃。快晴の空に不意に轟とどろいた雷の音という意味のようですが、この時のダビデはそんな感じだったのでしょうか?
わたしにもそれはあります。
「やった!」「勝った!」と得意になった時、突然打ち砕かれるような出来事が!
そんなときわたしたちは混乱して心が落ち込みます。
クリスチャンであれば、
「これは御心ではないのではないか?」と思ったりします。
そして、失望から神様に祈るのをやめたりすることもあるでしょう。
しかし、ダビデは神様に愛されている確信から、「神様なぜですか?今までずっと勝利させてくださっていたのに、これはどういうことですか?」と神様に訴えています。
そこで神様は応えられました。ダビデの敵であるエドムを倒すことを約束されたのでした。
実は神様は初めからエドムをダビデに与えるご計画だったのでした。
わたしたちも、「晴天の霹靂」と思える出来事の後ろには、わたしたちが想像できなかった恵が必ずあると信じたいと思います。
神様はわたしたちの思いを超えてなさるお方ですから。
⭕️ ローマ人への手紙 8章39節
"高いところにあるものも、深いところにあるものも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。"
このみことばからわたし達は、いつもどんなことがあっても、「わたしは神に愛されている」という確信を持つことが大事だと思いました。
わたしたちは神様がいらっしゃるから勝利するのです。
⭕️ヨハネ15:5
"わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人にとどまっているなら、その人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないのです。"
⭕️ハレルヤ!天のお父様。御名を讃えます。たとえ苦しい最中にあっても主がかならず助けて下さらことを信じる者でありますように。主イエス様の
御名を通してお祈りいたします。
アーメン!