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by yuuchinpuutan

罪状書き

ピラトは罪状書きも書いて、十字架の上に掲げた。それには「ユダヤ人の王ナザレ人イエス」と書いてあった。
それで、大ぜいのユダヤ人がこの罪状書きを読んだ。イエスが十字架につけられた場所は都に近かったからである。またそれはヘブル語、ラテン語、ギリシヤ語で書いてあった。
(ヨハネ19:19~20)

聖書通読19:17~22

イエス様は十字架を背負われてゴルゴダの丘に出て行かれ、2人の罪人を両側にして、真ん中に磔にされました。

罪状書きは「ユダヤ人の王ナザレ人イエス」と皮肉で書かれたものでしたが、これは全く真実でした。

それもそこにいる全ての人が分かるように、ヘブル語、ラテン語、ギリシヤ語で書かれていたとあります。

これも、そのときその意味を分かる人はいませんがでしたが、わたしたちは聖書を読んでその意味を知っています。

こう書かせたのは神様であり、イエス様はユダヤの王。そして異邦人、全ての人の王であることを宣言なさったのでした。

罪状書きですが、
当時ユダヤの人々は、混血人が住むガリラヤ地方の人々を『異邦人の地ガリラヤ』と見下していました。

そして見下されていたガリラヤ地方の人々は、ガリラヤの小さな村ナザレを見下していました。

ヨハネ1:46
ナタナエルは彼に言った。「ナザレから何の良いものが出るだろう。」ピリポは言った。「来て、そして、見なさい。」

イエス様を紹介したピリポにナタナエルは、はじめそう言ってナザレを、イエス様を馬鹿にしたのです。

この箇所から学ぶこと。
わたしたちは人を羨んだりする気持ちから、今度は人を馬鹿にしたりしてなんとか自分の気持ちをおちつかせようとする罪深いところがあります。

イエス様の十字架はそんな罪深いわたしたちの身代わりになってくださいました。
神の御子であるのに、馬小屋で生まれ、ガリラヤのナザレの人であった イエス様。

1ペテロ2:22~24に、書かれている通りです。
「キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の偽りも見いだされませんでした。
ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、おどすことをせず、正しくさばかれる方にお任せになりました。
そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。」

罪状書きから分かること。

わたしたち人類すべての人の罪の身代わりとなってくださった王の王である父なる神の御子イエス様を信じる信仰によって救われることを心から感謝します。

今日も御言葉に感謝して、救い主イエス.キリストの御名を通してお祈りいたします。

アーメン

キリストの磔刑(槍突き) ルーベンス
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by yuuchinpuutan | 2017-08-31 08:04