医者を必要とする人
2018年 03月 02日
わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためです。」
(マタイ9:12.13)
聖書通読 マタイ9章
イエス様は、中風の人を癒された後、旅人から通行税を徴収する収税所を通りますが、そこで、この福音書の著者のマタイに会います。
彼はユダヤ人ですが、敵であるローマ帝国に仕え、仲間のユダヤ人から税を取り立てる取税人だったため、皆から嫌われ軽蔑されていました。
そのマタイはイエス様に会って、イエス様から、9:9「わたしについて来なさい」と言われると、 彼は立ち上がってすぐさまイエス様に従いました。
マタイはあっさりと仕事を捨てイエス様にしたがったのです。
これはすごいことです。イエス様の権威と魅力がそうさせたのでしょうか。
この時イエス様の評判をマタイも聞いていたと思います。そのイエス様から「わたしについていらっしゃい」と声をかけていただいたのですから、マタイはよほど嬉しかったのでしょう、自分の家に他の取税人や当時の社会で罪人とされた人たちも大勢呼んだのでした。
イエス様は喜んで彼らと食事をなさいました。
それを見たユダヤ教のパリサイ派の人々は、
「何故あなたたちの先生は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか。」と腹を立てて言います。
すると、イエス様は答えられました。
「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。」と。
イエス様は見事な返事をなさいました。
ここから、わたしたちが教えられることは、イエス様はわたしたちの魂の医者であるということです。
罪人であるこのわたしたちに注目し、信仰を与え、従う決断をさせてくださるお医者さんです。
そして、最後は、わたしたちを罪という魂の恐ろしい病から救うために、十字架でご自分の命を献げて下さいました。
わたしは大きな悩みもなく順調に行っている時は、自分の罪という魂の病に気づきませんでしたが、日常のことがうまくいかず体調を壊した時、教会に行くようになり、イエス様に治療していただきました。
今はわたしも魂の癒し主であるイエス様を紹介する者として用いていただければと思っています。
マタイ5:3~4
「心の貧しい者は幸いです。 天の御国はその人たちのものだからです。
悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるからです。」
今日もみことばに感謝して、主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。
アーメン。
2018 2/28
(写真)
寒さで痛んでいた玄関のパンジーが元気になってきました。