心配
2019年 02月 20日
だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。(マタイ6:34)
わたしはオードリーヘップバーンがすきです。美しさ可愛らしさ、そして人を愛する優しさは後半生のほとんどを、国際連合児童基金(ユニセフ)での仕事に捧げました。
プロテスタントのクリスチャンだということですが、それを実証するような彼女の言った有名な言葉があります。
「どんな日であれ、その日をとことん楽しむこと。ありのままの一日。ありのままの人々。
過去は、現在に感謝すべきだということを、わたしに教えてくれたような気がします。
未来を心配してばかりいたら、現在を思うさま楽しむゆとりが奪われてしまうわ。」
これはわたしがいつも自分に言っていることで、人にもよく言うことだったので、このオードリーヘップバーンの言葉を読んだ時、大変うれしかったです。
神様がくださった今を、先に起こるかどうか分からないことで不安になっては、今を感謝して楽しめなくなってしまいます。
たとえば、災害に備えることは大切ですから、わたしたちはその時の準備をしますが、その準備は災害に対する不安を解消してくれるわけではありません。
大切なのは、その時に自分がクリスチャンとして、それをどう受け止めるかだと思っています。
そのために何があってもキリストの道から外れることが無いようにいつも主を見上げることが大事であると思います。
ヨハネ14:6
「イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」
箴言2:20に
「だから、あなたは良い人々の道に歩み、正しい人々の道を守るがよい。」
とあります。これは、どんな時も身も心もきよく生きなさい。何があろうと正しい道からそれてはいけません。
それを行う人は、今日という日を感謝して、ぞんぶん楽しめますということではないでしょうか。
「身も心も清く生きる」にはどうしたらよいかというと、自分に負荷をかけない生き方をするのが大事だとおもいます。不安、怒り、恨み、憎しみ、ねたみなど自分に負荷がかかる悪い感情はイエス様の十字架に持って行き、自分を軽くしましょう。
イエスさまはわたしたちが幸福になることを望んでおられますから、かならず受け取ってくださいます。
身を軽くしたら、その喜びを「人とともに楽しむ」ことが大切だと思います。
人の悩み、重荷を思いやって、共にまた十字架に持っていく手助けが出来る人になれたらどんなにか楽しい人生でしょう。
人とともに楽しむ今日でありますように。
今日は教会で証会があります。みなさんの証からまた励ましがいただけますように。
今日一日も主に期待して、救い主イエス.キリストの御名を通してお祈りいたします。
アーメン。
2019 2/20
木下優子